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医療機器メーカーは今後も市場が大きくなると予想されているので、転職できたら将来は安泰ですよ。
でも、職場環境とか業務内容が入社後に思ってたの違う、ってなると再転職するハメになるので転職前に情報収集することは必須です。
この記事では、元医療機器メーカー社員の私が医療機器メーカー転職前によくある質問をQ&A形式で回答しています。
これから転職活動を始める方も、今まさに求人を紹介してもらっている方も、医療機器メーカーに転職して後悔しないように、本記事で事前に情報収集してください。
↓目次をタップすればジャンプできます↓
医療機器メーカーの繁忙期は?
医療機器メーカーの繁忙期は長期休暇がある時期の前後1ヶ月です。
医療機器を医療機関に設置する際、作業が患者さんの目につくと余計なクレームの元になるので、基本的には休診日に行います。
大型の医療機器の場合、設置・調整・セットアップ・ルーチンテストとやることが多いため通常の週末では作業が完了しません。
そのため、ゴールデンウィークやお盆、シルバーウィーク、年末年始などの長期休暇を狙って作業を行います。
前後1ヶ月が忙しくなる理由は準備とフォローのため。
医療機器設置前には、医療施設での運用方法、採用項目、オンラインの仕様など打ち合わせが山ほどあります。
また、打ち合わせ内容を設置後にスムーズに実装できるようにエクセルなどを使って事前に資料にまとめるため事務作業が増えます。
医療機器設置後は、医療機器を使う顧客へのオペレーショントレーニングやメンテナンストレーニング、稼働してから1週間程度の立ち合い、報告書の提出などのアフターフォローがあります。
医療機器メーカーはホワイト?
医療機器メーカーはヘルスケア業界に属するためどの企業も健康意識はかなり高いホワイト企業です。
毎年の健康診断受診は必須、定期的な産業医面談やメンタルヘルスチェック、残業時間過多者への業務フォローなど、他業界と比べると従業員の健康管理意識は高いです。
また、完全週休2日制・産休・育休・介護休暇・生理休暇・夏季休暇など休暇のバリエーションも多いため、年間休日は120日以上設定されていることがほとんどですし、有給の取得も会社として義務付けられています。
その他、フレックスタイム制度・テレワークOK・自宅施設への直行直帰など、かなり働きやすい環境が整っています。
さらに、万が一深夜労働が発生した場合も、退勤後から最低9時間のインターバルが必要など過重労働を防止する対策も講じられているため、ホワイト企業が多いです。
高年収なのに待遇が良いので人気があるわけですよ。
外資系の医療機器メーカーはきつい?
私は元々外資系医療機器メーカーに勤務していたため、上述した内容も外資系企業のないようです。
要するに、外資だからきつい、ということはありません。
むしろ、海外の方が働き方がルーズなので、その流れを汲んでいる外資系企業の方が日系企業よりも働きやすいです。
一部の日系企業だと毎朝会社に出勤して朝礼!みたいな風潮が残りますが、私が勤めていた外資系医療機器メーカーは用がなければ会社に出社するな!でしたよ。
医療機器メーカーで英語力は問われるの?
フィールドプレーヤーでいる限り不要です。
企業によっては医療機器のマニュアルが英語のこともありますが、翻訳サイトで事足りるレベルです。
これは、外資系医療機器メーカーでも同じことが言えて、日本にいる限り顧客も日本人なので英語を使う出番はほぼありません。
ただし、出世や部署移動をすることによって海外の本社の人間とミーティングをする機会が出てくるため、支店長になりたい方やマーケティングをしたいという方は将来的に英語力が必要になります。
例外として外資系ベンチャー企業の場合は、フィールドプレーヤーでも海外の本社の人間と直接やりとりをする機会があるので英語力が問われます。
入社後に死ぬ気でキャッチアップするという強い意志を見せれば採用してもらえることもあるようです。
医療機器メーカーは専門卒でも大丈夫?学歴フィルターはかかるの?
現在の採用では学歴フィルターはほぼかかりません。
実際、私は3年制の専門学校卒ですが、外資系医療機器メーカーに入社できています。
学歴よりもポテンシャルを重視する企業が増えているので、低学歴だから落とされるなんて心配は不要です。
応募条件に学位取得者と書かれていても、ポテンシャル次第では採用してもらえる可能性があるので、気になる企業があれば臆せず応募してみることをおすすめします。
最新の採用事情では、社長の前で与えられたお題に対してプレゼンテーションするなんて課題もあるようです。
医療機器メーカーで副業はできるの?
2022年6月時点では、まだ副業解禁を公言している企業は少数です。
とはいえ、テレワークメインの企業ならこっそり副業してもバレることはないでしょう。
もちろん、会社貸与のPCやスマホで副業したら足がつくので絶対NGですが。
その他、住民税を特別徴収(会社からの天引き)にしているなら、副業で大きく稼ぐと翌年の住民税の金額に差異が発生してバレる可能性があります。
大きく稼いだ翌年は普通徴収に切り替えればバレる心配がないので安心です。
医療機器メーカーはどんな職種があるの?
医療機器メーカーの職種はフィールドプレーヤーと本社機能に分かれます。
フィールドプレーヤー:営業、エンジニア、学術(アプリケーションスペシャリスト)
本社機能:マーケティング、IT、テクニカルサポート、経理、人事
本社機能は社内公募(社内の部署移動)で人員を補充したり、経験者を募集するため未経験者OKの求人が出ることは稀です。
医療機器メーカーに未経験者でも転職できる職種はフィールドプレーヤー(営業・エンジニア・学術)なので、これらの求人を優先的に探してみてください。
【職種紹介】医療機器メーカーのアプリケーションスペシャリストのよくあるしつ質問を解説!
【職種紹介】医療機器メーカーのサービスエンジニアのよくある質問を解説!
医療機器メーカーへの転職方法は?
医療機器メーカーの求人ページから応募する
求人サイトから応募する
転職エージェント経由で応募する
医療機器メーカー社員に紹介してもらう
この4つがあります。
4つ目の医療機器メーカー社員に紹介してもらうが1番簡単でラクに転職できる方法ですが、知り合いにメーカー社員がいなければ使えません。
最もおすすめなのは転職エージェント経由で応募する、です。
求人サイトや自社の求人ページからの応募は数が多くなるためどうしても学歴などでフィルターをかけることになり、選考のステージに乗れません。
そのため、学歴が低い人材にとっては不利な応募方法です。
一方、転職エージェント経由なら企業側は『転職エージェントが目利きした人材』と評価するため最低でも選考のステージに乗れます。
選考のステージにさえ乗ってしまえば、学歴は度外視で純粋にポテンシャルで評価されるため低学歴者でも高学歴者と対等に戦えます。
医療機器メーカーはヘルスケア業界・医療業界の企業です。
そのため、ヘルスケア業界・医療業界の転職に強い転職エージェントを利用することが医療機器メーカーへ転職するためのコツです。
- doda
- ビズリーチ
- JACリクルートメント
JACリクルートメント
JACリクルートメントは管理職・エグゼクティブ・スペシャリスト等のハイクラス求人を専門に扱う高級転職エージェントです。
扱う求人はどれも年収600万円〜1500万円の高年収・高待遇なものばかりなので、登録しないのと非常にもったいない転職エージェントです。
- JACリクルートメントの特徴
- 管理職・エグゼクティブ・専門職などのハイクラス求人に特化
- 国内外に34の拠点を設置|全世界のハイクラス求人をカバー
- 両面型エージェント国内規模No.1|部門細分化によるハイレベルで長期的なサポート
- JACリクルートメントの利用がおすすめな人
- 専門性の高いスキルを持っており未経験分野への転職は考えていない
- 質の高い求人だけに絞って紹介してもらいたい(量より質)
- 長期的にキャリアの相談がしたい
JACリクルートメントをおすすめする理由
JACリクルートメントは大手・ベンチャー・外資・日系問わず、多くの医療機器メーカー求人を取り扱っているからです。
上述の通り、JACリクルートメントは管理職・エグゼクティブ・専門職など扱う求人が限定的です。
そのため求人数が少なく使える方も限られますが、サポートしてくれるコンサルタントはよく訓練されていて、他社よりも圧倒的に質が高いので、転職エージェントの利用に不安がある方でも安心してサポートを任せられます。
doda(デューダ)
dodaは自社サービスだけでなく、他社のヘッドハンターからも転職サポートが受けれる転職エージェントです。
キャリアアドバイザーによる分業型サポート
採用プロジェクト担当による両面型サポート
分業型 | 両面型 | |
求職者と企業の担当者 |
企業と求職者で担当が異なる |
同じコンサルタントが担当 |
担当コンサルタントの人数 | 基本的には1名 | 複数 |
紹介案件数 | 多い | 少ない |
企業への精通度 | 低い | 高い |
紹介求人のクラス | ミドルクラス求人以下 | ハイクラス求人 |
利用が向いてる人 | 年収より選択肢の多さ(求人数)を重視する人 | 求人数より高年収・専門性の高さを重視する人 |
分業型タイプ
企業と求職者の担当者がそれぞれ異なる。求人数を多く獲得できるメリットがある一方で、求職者担当の企業理解が乏しいケースが多い。求人の質より量を重視する転職エージェントが採用している方式。
両面型タイプ
企業と求職者をひとりのコンサルタントが担当する。ひとりのコンサルタントから紹介される求人数は限られているが、企業ニーズを詳細まで掴んでいるため質の高いサポートが受けられる。求人の量より質を重視する転職エージェントが採用している方式。
- dodaの特徴
- 自社両面型タイプ・自社分業型タイプ・他社の3種類のサポートが受けれるため紹介求人数が多い
- 『レジュメビルダー』を使って無料で職務経歴書が作成できる
- ヘルスケア業界のハイクラス求人と他業界のミドルクラス求人の両方を紹介してもらえる
- dodaの利用がおすすめな人
- ヘルスケア業界に限らず多くの選択肢の中から転職先を検討したい
- 自分でも求人を検索したい
- 転職を急いでいる
dodaをおすすめする理由
dodaをおすすめする理由はほぼ間違いなく転職エージェントサービスが受けられるため。
これは転職エージェントが無料で使える理由と関係するんですが、無料で手厚いサポートを提供してくれる理由は、転職エージェントの紹介で転職が決定したら転職エージェントは採用企業から採用者の年収の30%〜200%を成功報酬として受け取れるからです。
年収提示金額が550万円の企業から内定をもらえたら、転職エージェントは165万円〜1100万円を受け取れることになります。
つまり、転職先での提示年収が高く、かつ採用される可能性が高い人材を優先的に選ぶ方が転職エージェントは儲かりやすくなるということです。
ヘルスケア業界に特化した転職エージェントは特にこの傾向が強く、現職の年収が最低でも500万円程度なければ相手にしてくれません。
一方、dodaは会社の規模が大きいため利益よりも求職者を優先的に考えてくれるため、登録すればほぼ間違いなく転職エージェントサービスが受けれるんですよ。
転職活動をはじめるならJACリクルートメントと同時に登録しておくべき転職エージェントです。
ビズリーチ
ビズリーチは即戦力人材に特化した人材プラットフォームで、企業が条件にあった人材に直接アプローチして採用する『ダイレクトリクルーティング』を実現した人材データベースです。
- ビズリーチの特徴
- 求人企業・ヘッドハンター・求職者が対等な立場で転職活動を進められる
- 企業の採用担当者から良質なダイレクトオファーが届く
- 総勢5132名(※2022年5月11日現在)のヘッドハンターからスカウトの可能性あり
- ビズリーチの利用がおすすめな人
- 企業の採用担当者から直接オファーが欲しい
- 複数のヘッドハンターから多面的にサポートを受けたい
- 優秀なヘッドハンターを逆指名したい
ビズリーチをおすすめする理由
ビズリーチをおすすめする理由は、現職の年収ではなくポテンシャルで採用してもらえるため。
転職エージェントは『転職エージェント経由で内定者が出た場合、成功報酬として内定者の年収の30〜200%が企業から支払われる』というビジネスモデルのため、ポテンシャルより現職の年収で登録者をふるいにかける年収フィルターが発動します。
一方、ビズリーチではダイレクトリクルーティングにより企業の人事担当から直接オファーが届くため、年収フィルターが発動することがなく、純粋にポテンシャルで登録者を評価してくれます。
会員種別 | 利用権限 |
無料会員 | ・プラチナスカウトの閲覧・返信 ・公募や特集求人への応募 ・一般求人の検索・閲覧(企業名非公開) |
有料会員 | ・全てのスカウトの閲覧/返信 ・非公開求人を含む求人全ての閲覧/応募 ・ヘッドハンター検索/閲覧 |
また、有料会員はビズリーチ登録時の審査により決定したステージに応じて月額料金が変わります。
会員ランク | 利用権限 |
タレント会員 | ・月額3,278円(税込)/30日 ・年収1000万円以上の一般求人:応募不可 ・ハイクラス専門ヘッドハンター:相談不可 |
ハイクラス会員 | ・月額5,478円(税込)/30日 ・全ての一般求人に応募可能 ・全てのヘッドハンターに相談可能 |
企業からのオファーは無料会員でも閲覧・返信できるプラチナスカウトなので、ダイレクトオファーが目的なら無料会員で十分です。