「職務経歴書、作るのめんどい」
そんな方に向けて、自己PR以外はテンプレを少しアレンジする程度で職務経歴書が完成する臨床検査技師専用ツールをスプレッドシートで作成しました!
317d1d6f914a8375f23aba5f0ec64c3c 1d448f0a7bfa88c4bc1fedfe3fffbfddスプレッドシート上でこのような履歴書と職務経歴書がテンプレートを選択するだけで作成でき、最終的にエクセルでダウンロードできるツールです。

エクセルでダウンロードできるため修正もすぐにできます。
現状は閲覧権限のみですが、使ってみたいという方は利用条件を達成すれば使用権限を付与しますので、自由にお使いいただけます。
利用条件
下記のリンクからメディカル技師ワーカーへの登録をお願いします。
- アドバイザーの質No.1:メディカル技師ワーカー
- 登録完了後に下記のフォームからエディターの利用申請をお願いします。
- 確認が取れたら権限を付与、メールにてご連絡いたします。
改善要望やテンプレートの追加要望も受け付けています。ご意見があればお気軽にどうぞ。
エディターの使い方
使用権限を付与させていただいた後の流れを説明します。
スプレッドシートをコピーする
このスプレッドシートシートは閲覧のみ可能な状態です。
ご自分のドライブにコピーを作成する必要がありますので、使用希望の方は上記のフォームから申請をお願いします。
権限付与後は下記手順でコピーを作成し、ご自由にお使いください。


情報入力シートに必要事項を入力する

情報入力シートのB列に基本情報を入力してください。
履歴書用入力内容の注意点
- 郵便番号を入力すると住所が自動で反映されます。続きの住所を「住所手入力」に入力してください。
- 最終学歴は専門学校、または大学のどちらかのみ入力してください。両方の学歴を有する場合は最終的にダウンロードするExcel上で追記してください。
- 学歴の入学年、卒業年は生年月日から自動で反映されます。
職務経歴書用入力内容の注意点
- 職務要約は検体検査Ver、生体検査Ver、両方Verの3つのパターンを用意しています。
- 職務経歴は直近の1つのみサポートしています。複数の職歴を有する場合は最終的にダウンロードするExcel上で追記してください。
- 経験担当業務は該当する領域に☑︎を入力することで職務経歴にテンプレートが追加されます。業務内容は適宜アレンジしてください、1日の平均対応数を最終的にダウンロードするExcel上で追加してください。
- 自己PRは10パターンのテンプレートから適したものを選択して、最終的にダウンロードするExcel上でアレンジしてください。
履歴書・職務経歴書のダウンロード
数式・関数を除去したエクセルをダウンロードして最終版を作成してください。

履歴書・職務経歴書ダウンロードボタンをクリックすることで数式・関数を除去したエクセルがダウンロードできます。
エクセルのダウンロードはGoogle Apps Scriptで開発しているため、初めてプログラムを実行する場合には認証・許可のプロセスが必要です。
認証・許可の進め方について解説します。
GASのプログラム初回実行時に表示されるポップアップ
Google Apps Scriptで開発されたアプリやツールで初めてプログラムを実行される際に、下記の画像のようなポップアップが出てきます。
GASラボが提供するツールの場合、メニューバーに独自に「メニュー」が用意されており、初めてメニューを実行した際(正しくは初めてプログラムが実行される際)に、このポップアップが表示されます。
上記のポップアップが表示されましたら、まずは、「続行」をクリックしてください。
その後の操作手順は下記に従って進めてください。
STEP1:利用するアカウントの選択
次に上記のようなアカウントの選択画面になります。
GASで開発されたツールやアプリケーションで利用したいGoogleアカウントを選択してください。
STEP2:「このアプリはGoogleで確認されていません」の画面で「詳細」→「安全ではないページに移動」をクリック
次に、上記のような怪しげな画面に遷移しますが、安心してください。これは、Google Apps Scriptで開発されたアプリ・ツールであれば、表示される画面になります。
この画面の左下にある「詳細」をクリックしてください。
その後、詳細が表示されますので、画面左下の「安全ではないページに移動」をクリックしてください。
STEP3:「Googleアカウントへのアクセスをリクエストしています」にて「許可」をクリック
最後に上記のような「Googleアカウントへのアクセスをリクエストしています」という画面が表示されます。
画面右下の「許可」をクリックしてください。
STEP4:再度実行したいメニューを実行
認証・許可のプロセスは以上で終了ですが、実行したかったメニューの実行は走りません。
そのためお手数ですが、履歴書・職務経歴書ダウンロードボタンをクリックして実行してください。
以上で初回ご利用時に必要な認証・許可のプロセスは終了です。
次回以降のご利用時には、この認証・許可のプロセスは発生しませんので、ご安心ください。
生成AIでオリジナル自己PRを作成する手順
続いて、あなただけの完全オリジナル自己PRを生成AIで作成する方法を解説していきます。
【Step1】生成AIで自己PRを作成するための材料
職務経歴を整理する
職務経歴を整理することで、生成AIはあなたの経験に基づいたパーソナライズされた自己PR、長所、短所を生成できます。これにより、過去の成果を強調し、職務経歴書全体の一貫性を保ちながら、短所を成長の機会として正しく表現できます。
異なる職種への応募に際しても、カスタマイズされた内容を容易に作成できるため、効果的な職務経歴書の作成に不可欠です。
16Personalities診断を受ける
16Personalities診断は、MBTI(マイヤーズ=ブリッグス性格類型指標)に基づいた性格診断ツールです。16種類の性格タイプに分類し、個人の嗜好、行動パターン、対人関係のスタイルなどを分析します。
質問に回答することで、自己理解を深め、仕事や人間関係での適切なアプローチを見つける手助けとなるため、転職活動を行う際は診断されることをおすすめします。
エネルギーの源、情報処理の仕方、意思決定の基準、生活のスタイルに着目し、各個人のユニークな性格プロファイルを描き出してくれるため、応募起業の求める人材増や求人の業務内容との親和性を生成AIがカスタマイズしてくれます。
あなた特有の特性・性格を洗い出しておく
性格や行動に顕著な特徴をもたらす状態や特性の存在を洗い出します。これらは性格の一面よりも、しばしば神経生理学的な特性や発達障害の範疇に入ります。
例えば、HSPやADHD、アスペルガー、双極性障害、境界性パーソナリティー障害、ADDなどが挙げられます。

AIで自己分析を行う場合、インプットが多いほど他者と差別化した結果を生成してくれます。
【Step2】AIで自己PR・長所・短所を生成する
生成AIを活用してレジュメを作成する際、まずは職歴やスキルセットを入力して、基本的なレジュメの枠組みを生成させます。
Step1で集めた材料を生成AIにプロンプトとして入力します。
使用する生成AIは無料で使えるChatGPTやリートンで問題ありません。
プロンプト例
私は16Personalities診断でISTP-Aです。また、ADHDのグレーゾーンでHSS型HSPの特性があります。
職務内容を参照し、自己PRと長所、短所を教えてください。
長所と短所を生成する理由は、面接で質問される可能性が高いためです。もちろん、あらかじめ職務経歴書に盛り込んでおくことも良いでしょう。
ChatGPTの回答
あなたの職務経歴と特性を踏まえて、自己PRとしての長所、短所を提案します。
【自己PR】
多様な医療関連業務において、実務とリーダーシップの両方で成果を出してきました。臨床検査技師としての専門知識を活かし、研究開発から衛生検査所の管理、医療機器の導入支援まで、幅広いプロジェクトを成功に導いています。ISTP-Aの特性として、理論的なアプローチと実践的な解決策を提供し、臨機応変に問題を解決してきました。また、ADHDのグレーゾーンとHSS型HSPの特性を活かし、多忙な環境下でも新しい情報の迅速な取り込みと、高い感受性をもってチームのニーズを理解しています。
【長所】
・多様な経験: 医療技術の専門家として多岐にわたる経験があり、それぞれの職務で具体的な成果を上げています。
・問題解決能力: 複雑な課題に対し、合理的かつ創造的な解決策を提案し、プロジェクトを成功に導く能力を有しています。
・チームリーダーシップ: プロジェクトリーダーとして、研究開発から製品ローンチまで、チームを指揮し目標達成を実現してきました。
【短所とその改善策】
・過度な自由志向: ISTP-Aの特性として自由を重視するため、厳格なルーティンや規則に縛られる環境ではストレスを感じることがあります。: ストレス管理技術(瞑想、運動など)を学び、適宜休息を取ることで、パフォーマンスを維持します。
・細かい作業への集中: ADHDの特性により、緻密な作業に対する持続的な集中が課題となることがあります。
・過敏な反応: HSS型HSPとして、周囲の環境変化に対する過敏な反応が、時にストレスの原因になることがあります。
これらの長所はあなたの多様なキャリアを反映しており、短所もあなたの自己認識と成長への取り組みを示しています。職務経歴書では、これらの点を具体的な経験や成果と結びつけて記述することをお勧めします。

生成内容で違和感がある箇所は指摘することで修正案を提示してくれます。納得のいく状態に仕上げましょう。
【Step3】生成内容を具体的な経験や成果で補足する
レジュメにおいて、具体的な経験や成果を明記することは非常に重要です。これにより、あなたのスキルや能力が実際の業務でどのように役立つかを、採用担当者に具体的に理解してもらうことができます。特に、30代の転職者はこれまでのキャリアで蓄積した経験やスキルを前面に押し出すことが求められます。
Step2で生成した内容に以下の点を踏まえて具体的な経験や成果を追加していきます。
- 成果を定量的に表現する: 「売上を20%増加させた」「顧客満足度を10ポイント向上させた」など、成果を数字で表現することで、あなたの貢献度を明確に伝えることができます。
- 問題解決能力を示す: 過去に直面した問題や課題と、それをどのように解決したかを具体的に記述します。この際、AIを使用してキーワードを提示させ、それを基に詳細な内容を展開することも有効です。
- プロジェクト管理能力をアピールする: 大規模プロジェクトの管理やチームリードの経験がある場合は、その規模や成果、チームでの役割を具体的に記述します。
- 独自のスキルや専門知識を強調する: 特定の技術や専門分野での深い知識がある場合、それをどのように業務で活用したかの事例を記述します。

AIが生成した内容は既視感が強くなりがちですが、そこに具体的な経験や成果を補足することであなただけのオリジナルのレジュメが完成します。
【Step4】レジュメに自身の感情を込める
AIは文章の構成や論理的な内容を生成することは得意ですが、感情が欠落しているため生成された文章にはどこか冷たさを感じます。
人間が最終的に求めるものは感情です。あなたがどれだけハイスペックで理路整然としたレジュメを提出しても、採用担当者の感情が動かなければ良い結果は生まれません。
ここでは、レジュメに感情を込める具体的な方法を3つります。
熱意と目標を明確にする
自分のキャリアや仕事に対する熱意を文章に表現することで、読み手に情熱が伝わります。また、将来の目標を具体的に述べることで、自分がそのポジションに真剣に取り組む準備ができていることを示すことができます。例えば、「この分野で成長し、チームの一員として貢献したい」というように、自分のキャリアビジョンやその職場での役割に対する熱意を伝えます。
個人的な経験やストーリーを共有する
自分の経験や達成を単なる事実の羅列に留めず、それらが自分にどのような影響を与えたか、どのような学びや成長があったかを共有します。例えば、特定のプロジェクトで直面した課題とそれを乗り越えた過程を語ることで、リーダーシップや問題解決スキルだけでなく、持続可能な成長や逆境への対応能力を示すことができます。このような個人的なストーリーは、読み手にあなたの人間性や価値観を伝えることができます。
感謝の気持ちを表現する
レジュメの最後に、読み手や潜在的な雇用主に対する感謝の言葉を加えることで、謙虚さと礼儀正しさを示すことができます。また、その機会を与えてもらえることに対する前向きな期待感を伝えることも大切です。例えば、「この機会を通じて、私はさらに成長し、貴社に価値を提供できると信じています。ご検討いただき、ありがとうございます。」のように述べることで、あなたのプロフェッショナルな姿勢とともに、人としてのあたたかみを感じさせることができます。

これらの方法を通じて、レジュメに自分自身の感情を込めることで、採用担当者に対してより人間的で魅力的な印象を与えることができます。ただし、プロフェッショナリズムを保ちつつ、自然体で真実性のある表現を心がけることが重要です。
職務経歴書作成のポイント
転職活動を始める際、履歴書と職務経歴書の準備は欠かせません。
しかし、一から作成するのは手間がかかり、特に慣れていないと「何を書けば書類選考を通過できるのか」と悩む方も多いでしょう。
ポイントはシンプルかつ効果的な内容に仕上げること。
自己PR以外の内容は一般的なフォーマットに沿ってまとめ採用担当者がスムーズに読めるようにします。そのうえで、自己PR部分で自分の強みや実績をしっかりアピールし、他の応募者との差別化を図るのがコツです。
つまり、要点をコンパクトにまとめ、既視感のある構成にしつつ、自己PRで個性を際立たせることが、書類選考を突破するためのポイントとなります。
まとめ
この記事では、生成AIを活用した転職活動における職務経歴書の作成方法について解説しました。私の実体験に基づき、AIを使ってパーソナライズされたレジュメを作成するステップを紹介しましたが、このプロセスは、自身の経験と特性を深く理解し、それを効果的に伝えるレジュメを作成するのに役立ちます。
本記事のまとめ
- 材料の収集: まず、職務経歴を整理し、16Personalities診断を受けて性格タイプを理解し、個性や特性を洗い出します。これにより、AIによる自己PRの生成が可能になります。
- AIで自己PRを生成: 次に、収集した情報を元に、AIを使用して自己PR、長所、短所を生成します。この際、個々の特性や経験に基づいたカスタマイズされた内容を作成できます。
- 経験や成果で補足: 生成された内容に具体的な経験や成果を追加し、レジュメを具体性と説得力で強化します。成果は定量的に表現し、問題解決能力やプロジェクト管理能力をアピールします。
- 感情を込める: 最後に、レジュメに熱意や目標、個人的なストーリー、感謝の気持ちを含めることで、文書に感情を加え、採用担当者にあなたの人間性を伝えます。
このアプローチは、ただの職務経歴書を超え、あなたの個性や価値を際立たせることで、転職活動を成功に導く強力なツールになります。

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