- 106万円の壁が撤廃されたらどうなる?
- 撤廃により影響を受けるのはどんな人?
- 実際に撤廃となるのはいつから?
- 改正後も扶養内で130万円まで働くには?
ここ最近のニュースで年収103万円の壁の話はよく取り上げられていました。
しかし、ここで厚生労働省からいきなり発表されたのが「年収106万円の壁の撤廃」!
これにより、いま現在社会保険の扶養に入りながら週20時間以上働いている人は要注意です。

扶養内で働きたいパートにとっては改悪すぎる見直し案…
本記事のまとめ
- 「106万円の壁」が「週20時間の壁」に変わる
- 週20時間以上働くアルバイト・パートは、社会保険の扶養を抜けて、自ら厚生年金に加入しなくてはならない(学生以外)
- 扶養を抜けた場合、社会保険料の負担額は0円→年間15万円オーバー
- 来年(2025年)の通常国会で議論され、決定されれば早くとも再来年(2026年)頃からスタートか?
- 改正後も130万円まで扶養内で働く対応策はダブルワークや単発バイトか
本記事では、アルバイト・パートを希望する臨床検査技師の目線から106万円の壁の撤廃について解説します。
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- 書類選考の通過率が低くなる
- 希望条件に合う求人の紹介が難しい(紹介できる求人がない可能性がある)
目安としては、23〜34歳前後の方が比較的選択肢が広がりやすい傾向があります(※個別事情により変動します)。
30代以降で企業転職を目指す場合は、希望職種の優先順位整理や、実績の言語化(再現性の提示)など、
より戦略的な準備が重要になります。
『年収106万円の壁』についておさらい
年収106万円の壁とは、「106 万円の壁」とは、社会保険(健康保険・厚生年金保険)の特定適用事業所において、社会保険の加入基準の 1 つとされているものです。

従業員51人以上の病院・医院(特定適用事業所)で働くパートスタッフが気にするべき年収の壁です。(2024年11月現在)
以下の「パート先の社会保険加入条件5つ」をすべて満たす場合、年収130万円未満であっても社会保険の扶養を抜け、自身で社会保険料を支払わなくてはいけません。
- 勤務先の従業員51人以上(2024年10月に101人以上から改悪)
- 正職員の 1週間の所定労働時間および 1ヶ月の所定労働日数が 4分の3以上のパート職員
- 月額賃金が8.8万円以上(賞与・残業代・通勤手当含まず)
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 雇用見込み期間2ヶ月超
- 学生以外
特定適用事業所に該当するか否かは、病院・医院の正職員数※によって異なり、本当に年収 106 万円未満に抑える必要があるかは、状況に応じた判断が必要になります。
社会保険の扶養に入っていれば、社会保険料の負担は0円です。
しかし、自身でパート先の社会保険に加入となると社会保険料は年間およそ15万円!
そのため、106万円の壁を超えないように勤務時間を調節するパート職員さんは多いです。
106万円の壁→週20時間の壁に改悪
今回の厚生労働省の見直し策によると、社会保険加入条件がこれまでの5つから3つになるようです。
勤務先の従業員51人以上月額賃金が8.8万円以上(賞与・残業代・通勤手当含まず)- 週の所定労働時間が20時間以上
- 雇用見込み期間2ヶ月超
- 学生以外
そのため、学生以外の長期アルバイト・パートでは「週20時間以上の勤務」でパート先の社会保険の加入が義務ということになります。
106万円の壁の撤廃で影響をうけるのは誰?
106万円の壁の撤廃で影響を受けるのは、社会保険の扶養に入りながら週20時間以上働いている医療従事者です。

ニュースによると、今回の見直しで新たに200万人が加入となる試算…!
影響を受けるパート例
- 従業員51人未満の病院・医院で週20時間以上働いている
- 週20時間以上働いているけど月88,000円は超えていない
上記に当てはまる方は、これまで106万円の壁のお陰で社会保険の扶養に入れていました。
※社会保険の扶養:配偶者(親)の勤め先企業の厚生年金や健康保険に加入
しかし、改正案が通った場合、今後は社会保険の扶養を抜け、自ら社会保険料を支払わなくてはいけません。
厚生年金と健康保険の社会保険料の負担額は年15万円超え・・・

年収100万円台のアルバイトやパートにとっては負担が大きすぎます。
106万円の壁の撤廃によるメリットは?
年収106万円の壁の撤廃によるメリットは、アルバイトやパートでも厚生年金に加入によって将来の年金額が増えることです。
ただし、働き手目線では社会保険料の負担増加というデメリットの方がはるかにダメージが大きいでしょう。
106万円の壁の撤廃後でも扶養内で働くには?
106万円の壁が撤廃された後も社会保険の扶養内で働くためには、ひとつのパート先で週に20時間以上働かないことです。
現在の106万円の壁でも、一つのパート先で条件を満たした場合に社会保険の加入が義務とされています。
今後の見直し案によってどうなるかわかりませんが、今のところはダブルワークや単発バイトでの調整が最適解になりそうです。
余力のある方は扶養制度に頼らない働き方も検討すべき
今の日本の財源は「取れるところから取る」ことで何とか確保している状況です。今後少子高齢化はますます加速するため、パート職員への風当たりが厳しくなるのは目に見えています。
そのため、余力のある方は扶養制度に頼らない働き方も検討しておきたいところです。
- 今の勤め先で正規雇用してもらえるかを交渉する
- 難しそう、相談しにくいなら正規雇用の勤務先に移動する
今すぐフルタイムで働くことが難しいなら、将来的な正規雇用を見据えたパート採用という求人がおすすめです。
家庭の事情で求人を探す時間がない方はメディカル技師ワーカーなどの医療従事者の転職に特化した専門サイトを活用することで良い提案を受けることができます。

無料でフルサポートが受けられるので時間がないパート希望の方にもおすすめです。
まとめ:『年収の壁』は最新情報をチェックしましょう!
年収の壁については国会での議論が過熱しており、さらに二転三転する可能性も見込まれます。
育児や介護といった家庭の事情によりフルタイムでは働けないアルバイトやパートの方も多いはず。
そのような短時間労働者に優しい制度であってほしいのですが・・・
年収の壁の改正に合わせて、自分にあった働き方を選択してくださいね。

