JACリクルートメントから連絡が来ない
JACリクルートメントからサポートお断りの連絡がきた
JACリクルートメントは20代だと相手にされない
JACリクルートメントに登録拒否された
このようにネット上ではJACリクルートメントに対する悪い口コミが一定数見受けられます。
このように思われた方へ。
『登録拒否』という表現には語弊がありますが上記口コミは概ね事実です。
ただしJACリクルートメントが『最悪』なわけではなく登録者自身がJACリクルートメントで扱う求人のレベルに達していないことが原因のほとんどです。
- 高年収(最低600万円)
- 高学歴(学位取得は必須)
- スペシャリスト(他人より優れたスキルを持つ)
- 業界経験が豊富(未経験者不可)
- ビジネスレベルの英語力(外資系案件が多いため)
- マネージメント経験がある(ハイクラス求人は管理職案件が多いため)
これらの経歴を持たない方がJACリクルートメントに登録した結果『連絡が来ない』『サポートをお断りされた』『登録拒否された』などの状況に陥り『最悪』という口コミを投稿しているのです。
断言しますが転職エージェントは慈善事業ではなくビジネスです。自社の利益に繋がらない求職者のサポートはしません。
これらの前提を踏まえ、本記事ではJACリクルートメントの利用を検討している方に向けて本サービスのデメリットを解説します。
- ハイクラス求人に応募できる経歴を持たないとサポートしてもらえない
- キャリアチェンジ(未経験)の転職はできない
- 求人の紹介数が少ない
- ライフワークバランスを整える転職には不向き
4つのデメリットを理解しないまま登録すると上述した口コミの状態に陥るため注意が必要です。
【裏技あり】JACリクルートメントから登録拒否される原因と予防策で解説している裏技を使えばJACリクルートメントのコンサルタントから直接オファーをもらえる可能性があります。
登録をお断りされた方でも公式サイトから登録してサポート対象外になっても諦めないでください。
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ハイクラス求人に応募できる経歴を持たないとサポートしてもらえない
JACリクルートメントからサポート受けれない理由は明快です。
単純に登録者が下記のスペックを満たしていないためです。
- 高年収(最低600万円)
- 高学歴(学位取得は必須)
- スペシャリスト(他人より優れたスキルを持つ)
- 業界経験が豊富(未経験者不可)
- ビジネスレベルの英語力(外資系案件が多いため)
- マネージメント経験がある(ハイクラス求人は管理職案件が多いため)
勘違いしてはならないことは、登録者を選んでいるのはJACリクルートメントに求人を依頼している企業であって、JACリクルートメントが登録者を選んでいるワケではないということです。
転職サポートを受けれなかったことに対して『音信不通になった』『登録を拒否された』とJACリクルートメントに落ち度があるかのような口コミを多く見かけますが、登録時点の経歴ではどの企業も採用してくれないことが分かっているため致し方なくサポートをお断りしています。
登録時点でサポートをお断りすることはJACリクルートメント・求職者の双方にとって最良の判断といえます。
なお、登録後に下記趣旨のメールが届いた方はサポート対象外になった可能性が高いです。
登録内容をもとに検討した結果、現時点で紹介できる求人がありませんでした。
今後、求人状況に変化により紹介可能な求人が入ってきたら担当者から連絡します。
いつまで待っても求人が紹介されることはないため、何かアクションを起こさなければJACリクルートメントから転職サポートは受けれません。
具体的なアクションを知りたい方はJACリクルートメント登録拒否を防ぐ6つの対策|お断り時の対処法で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
キャリアチェンジ(未経験)の転職はできない
JACリクルートメントは各求人企業に対して『即戦力となる市場価値の高い人材を紹介』することをコンセプトにしている転職エージェントです。
JAC Recruitmentは、最も優秀な人材を、最も必要とされる所へ、最も必要とされる時に、適確にご紹介できるリクルートメント・エージェンシーです。
そのため、業界未経験者や即戦力とならない人材が応募できる求人の取り扱いはありません。
ただし、軸ずらし転職ならキャリアチェンジができる可能性があります。
- 同じ『職種』のまま『業界』だけを変える
- 同じ『業界』のまま『職種』だけを変える

キャリア①:営業職として小売り業界でキャリアをスタート
キャリア②:営業職として年収の高いメーカーへ転職
キャリア③:営業職からマーケティング職へ社内異動
キャリア④:マーケティング職としてIT業界へ転職
キャリア⑤:マーケティング職から企画職へ社内異動
キャリア①・④は同じ職種のまま業界だけが変わり、キャリア②・③・⑤は同じ業界のまま職種だけが変わっています。
このように、キャリアを半分(職種または業界)残しながら転職することで『未経験者』の扱いにならずJACリクルートメントでもキャリアチェンジの転職が成功する可能性があります。
求人の紹介数が少ない
JACリクルートメントは紹介求人数が他社より少ない。
このような口コミを頻繁に見かけますが、事実です。
とはいえ、紹介求人数が少ないことはJACリクルートメントの特徴を考えれば当然のことです。
こちらは各年収レンジが全体の何割を占めているのかを示したグラフです。
ご覧の通り年収600万円以下が全体の69.7%と大半を占めており、600万円超は3割にも満たない結果でした。
そしてこのグラフは各年収レンジの求人数の割合と非常に近似します。
つまり年収600万円以上のハイクラス求人はそもそも数が少なく貴重であり、ハイクラス求人に特化したJACリクルートメントから求職者へ紹介できる求人数も少なくなってしまうワケです。
JACリクルートメントが扱う求人は量より質を重視しています。
質より量を求めているならJACではなく年収600万円以下のミドルクラス求人を扱う転職エージェントを利用すべきです。
ライフワークバランスを整える転職には不向き
転職の目的が以下に該当する場合はJACリクルートメントは不向きかもしれません。
家族との時間を増やしたい
残業時間を減らしたい
だけど平均以上の年収は欲しい
こちらは年収別の月残業時間をあらわしたグラフです。

年収が高くなるにつれて月間の残業時間は増える傾向があり、プライベートを重視する方はJACリクルートメントから紹介されるハイクラス求人は意向に沿わない可能性が高いです。
求人企業 | 年収レンジ | 月残業時間 |
A社 | 500〜800万円 | 20時間以上 |
B社 | 400〜800万円 | 40〜50時間 |
C社 | 500〜700万円 | 0〜10時間 |
D社 | 500〜800万円 | 20〜30時間 |
E社 | 500〜850万円 | 10〜20時間 |
F社 | 450〜600万円 | 10〜30時間 |
G社 | 450〜800万円 | 10〜20時間 |
H社 | 450〜600万円 | 10〜40時間 |
C社のようにハイクラス求人でも残業時間が少ない案件も存在しますが、基本的にはある程度の残業時間が発生します。
なお、求人票の残業時間は求職者を集めるためにかなり少なく見積もられている可能性があるため安易に信じることは非常に危険です。
転職で失敗しないための情報収集の方法は【警告】求人票の盲信は危険|転職で失敗しないためには社員・OB/OGから情報収集すべし【テンプレあり】で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
JACリクルートメントは最悪ってホント?4つのデメリットを解説!のまとめ
本記事の内容をまとめます。
- JACリクルートメントの4つのデメリット
- ハイクラス求人に応募できる経歴を持たないとサポートしてもらえない
- キャリアチェンジ(未経験)の転職はできない
- 求人の紹介数が少ない
- ライフワークバランスを整える転職には不向き
今回ご紹介したデメリットをデメリットと感じない方にとってはJACリクルートメントは最高のパートナーです。
教育の行き届いた質の高いコンサルタントから手厚いサポート受けて高年収のハイクラス企業に転職するためにもJACリクルートメントには必ず登録するようにしてください。