リクルート活動で企業に提出する『職務経歴書』、めんどくさいからといって同じモノを使いまわしていませんか?
企業の採用担当が見れば使いまわしているかどうかは一目瞭然、確実に見抜かれてあなたを落とす理由にされます。
海外のジョブ型雇用の流れを汲んでスキルや経験を重視する企業が増えている昨今、同じ内容の職務経歴書を使いまわすことは絶対にNG。
なぜならそれぞれの企業が人材に求めるスキルや経験が同じハズがないからです。
どれだけ良質なスキル・経験を有していても職務経歴書を使いわましてしまうと企業の採用担当から過小評価されてしまい他の求職者に埋もれてしまうでしょう。
実は職務経歴書の使いまわしは多くの機会損失をつながる行為だったんです。
この記事では企業採用担当に『この人材欲しい!』と思わせる見た目も中身も充実した職務経歴書の書き方を解説します。
先に結論をお伝えしておくと
リクルートエージェントの職務経歴書エディターを使用すればOK。
見た目を綺麗に整えるにはたった1つのあることを文章に盛り込むだけでライバルと差がつく企業受け抜群の職務経歴書が完成します。
記載する内容は早速職務経歴書を作り始めたい方はリクルートエージェントの職務経歴書エディターのページへ、職務経歴書エディターの使い方や職務経歴書の書き方をもう少し詳しく知りたい方は本記事の内容をチェックしてみてください。
企業受けする職務経歴書に盛り込むべきたった1つの要素
大前提として職務経歴書を作る際にネット上に転がっているありきたりな文章をコピーするのは論外。
転用した文章は採用担当から見たら一目瞭然ですし、何より魂のこもっていない文章は読む気がなくなります。
企業から評価してもらうために職務経歴書へ盛り込むべきたった1つのことはUSP(Unique Selling Proposition)です。
USP(Unique Selling Proposition)
あなたがライバルより一歩上にいくためには『USP』の意味を正しく理解してそれに連動した適切なマーケティング戦略を実行することが重要です。
USP(Unique Selling Proposition)とは他のライバルにはない自分だけが持つ特徴のことを意味します。
USP(Unique Selling Proposition)とは、商品やサービスが持っている独自の強みを意味するマーケティング用語です。
「自社が持つ独自の強み」と言い換えても良いかもしれませんが、USPの場合は、単なる強みの提示ではなく、「顧客に対して、自社だけが約束できる利益」を指します。
引用元:USP(Unique Selling Proposition)とは〜正しく意味を知って顧客を呼び込もう|ferret
職務経歴書にUSP反映させる際は『どちらの目線に立っているか』を注意する必要があります。
USPは採用企業から見たあなたの独自性であり、自分が企業に提供できるありきたりな自己PRではありません。
- NG例
- 元顧客だった経験から貴社製品対する深い理解があります。
- USP訴求例
- 元顧客だった経験を活かし貴社製品で顧客の悩みを解消する提案ができます。
NG例では企業に対して元顧客だったことをアピールしていますが、自社製品に対する深い理解があることは社員なら当然のことであり、企業の目に留まる可能性は低いです、
対してUSP訴求例では企業の売り上げアップが連想できる具体的な提案になっていること、元顧客でなければできない提案が訴求されており、企業が応募者を採用する理由が明確化されています。
USPを盛り込む際は自分を採用する企業側のメリットを提示することが効果的です。
ライバルに勝つためのUSPを見つける3つのステップ
- 対象企業の特定
- ベネフィットの明確化
- 独自性をアピール
対象企業の特定
企業のニーズや要望は多種多様です。
全ての企業に刺さるUSPを考えることは非常に難しいですが対象を絞るほどUSPは考えやすくなりますし、企業にもメッセージが伝わりやすく効果が期待できます。
つまり職務経歴書を使いまわすことは極力避けて、応募企業ごとに訴求するUSPをカスタマイズする方が書類選考を通過できる可能性が高くなります。
ベネフィットの明確化
USPで訴求すべきはメリットではなくベネフィットです。
- メリット
- 自分自身のPRポイントや強み、特徴のこと。
- ベネフィット
- 自分を採用することで企業が受ける恩恵(私を採用するとこんな良いことがある!)のこと。
ほとんどの職務経歴書はベネフィットが訴求されておらず『この人材を採用するとどんな良いことがあるの?』『今より何が良くなるの?』など応募者を採用する理由が不明瞭になるため書類選考で見送りになります。
ベネフィットを盛り込むことで企業側が自分を採用するメリットが明確になり『この応募者のことをもっと知りたい』と面接に進める可能性が高くなります。
独自性のアピール
せっかく企業を絞ってUSPをアピールしても、ライバルと内容が似通っていると全てが台無しです。そのためライバルと自分の違いは明確に示す必要があります。
独自性を出すには自分自身の経験談をUSPに盛り込むめば比較的簡単にアピールできます。
経験談をUSPに落とし込むことが難しいなら他者から褒められた経験を思い出してみてください。褒められたことは他者から見てあなたが優れていると思われている点です。
褒められた経験をUSPに変換することで自身の思わぬ強みが見えてくるかもしれません。
上記で紹介した例でも、どれも強い個性やメッセージ性があることを感じられるでしょう。
このような方は転職のプロである転職エージェントに相談するのも選択肢の1つです。
特に両面型転職エージェントを使えば企業の採用事情に詳しい担当者から直接アドバイスがもらえるため訴求すべきベネフィットが明確になります。
両面型エージェントで圧倒的に優秀なのはJACリクルートメント。エージェントがよく訓練されていて質の高い転職サポートが受けれます。
JACリクルートメントのサポート内容はJACリクルートメントのサポートは高品質?体験談ベースで徹底解説!で詳しく解説しているので興味がある方はチェックしてみてください。
RECRUIT AGENTの職務経歴書エディター
RECRUIT AGENTの職務経歴書エディターは画面のガイドに沿って入力するだけで誰でも下記のような職務経歴書が作れてしまう神ツールです。
- 初めての転職活動で職務経歴書の書き方がサッパリ分からない
- 自分のキャリアをアピールする文言が思い浮かばない
- パソコンを持っていないためスマホで作成したい
職務経歴書エディターが神ツールたる由縁はハイクオリティのシステムが完全無料で使えてしまうためです。
職務経歴書エディターの優れている点
- 初めての職務経歴書でもガイドに沿って入力するだけで簡単に作成できる
- 職務経験・自己PRは職種ごとの用意されているテンプレート入力が可能
- 完成した書類はWordファイルでダウンロードできるため、他の転職エージェントにも提出できる
ただし職務経歴書エディターの機能をフルに使用するには転職支援サービスに申し込む必要があります。
申し込まなくても職務経歴書の作成・Wordファイルのダウンロードまでは可能ですが、エディター上で保存ができないため加筆・修正したい場合にWordを使う必要があり不便です。
職務経歴書エディターの起動方法
ログイン後のホーム画面上部の『レジュメ作成』タブを選択するとエディターが起動します。
職務経歴書エディターの使い方
職務経歴書エディターは大きく5つの入力フォームに分かれています。
- 1-1:会社情報・・・これまでに勤めた会社の概要
- 1-2:職務詳細・・・1-1の具体的な業務内容
- 2:資格・語学・・・保持資格、語学、PCスキル、使用可能ツール
- 3:職務要約・・・これまでの職務内容を最大200字に要約
- 4:自己PR・・・活かせる経験・知識・技術、自己PR
1-1:会社情報
これまでに勤めた会社の概要を入力していきます。
- 必須項目(会社名、在籍期間)を入力します。
現在も在籍中の場合は『現在まで』にチェックを入れます。
職務経歴書は直近の社歴から記載することがルールです。古い順に入力しないように注意してください。
- 任意項目を入力します。
任意項目の入力は必須ではありませんが適切な評価を受けるためにも可能な限り入力してください
1-2:職務詳細
1-1で入力した会社で経験した業務内容の詳細を記載していきます。
業界ごとに入力テンプレートが用意されています。時間短縮をはかるため必要に応じて活用してください。
- 経験業務の職種分類を選択します
『職種からテンプレートを選択』をタップして経験業務に近い職種を選択してテンプレートを決定します。
- 画面のガイド沿って必須項目、任意項目を入力していきます。『入力例から選択』をタップすると担当フェーズごとに用意されたテンプレートを入力できます。
ポイント
- 必須項目だけでなく任意項目もできるだけ入力しましょう。
- 定型文だけでは情報として不十分なため、必ず追記してオリジナリティを出しましょう。
- 業務内容は箇条書きにして、長文を記載することは避けましょう。
2:資格・語学
- 保持している資格、語学、PCスキル、使用可能ツールを入力します。
『リストから選択』をクリックすると定型分を入力できます。
3:職務要約
これまでの職務経験を要約して記載します。
こちらも『入力例から選択する』をクリックすれば定型分を入力することができます。
ポイント
- 職務要約は採用担当が1番最初に目を通す『職務経歴書の顔』なので気合を入れて執筆しましょう。
- 定型分だけだとありきたりな文章になってしまい採用担当の読む気がなくなるため手の抜きすぎには要注意です。
- 転職経験が多い場合は全ての職務内容を要約する必要はなく、応募企業と関係が深い内容を選抜して記載しましょう。
- 応募企業によって内容をカスタマイズすることが重要です。
4:自己PR
このフォームで入力する内容は以下の3点です。
- 生かせる経験・知識・技術
- 自己PR
- 自己PR-結び-
生かせる経験・知識・技術
今までの仕事を通じて身につけた業務知識・スキルを使ってどのように企業に貢献できるかを記載します。
『今までの仕事を通じて身につけた業務知識・スキル』を記載するだけでは職務経歴書としては不十分です。必ず企業のベネフィットまで訴求してください。
『入力例から選択』をクリックするとテンプレート入力ができますが多用は厳禁。あくまでも参考程度の利用にとどめておきましょう。
自己PR
自分PR本来の意味は自分をアピールすることですが、リクルート活動においては自分のアピールだけでは不十分です。
ベネフィットを訴求することと独自性を提示することでライバルとは違うことをアピールしてください。
自己PR文の作成で重要なことは『相手の立場に立って相手のメリットを考える』ことです。自分語りをしていても採用担当の気は惹けません。
常にUSPを意識しながら文章を作成してください。
自己PR結び
職務経歴書の一番最後に記載される”総括”的な内容であり採用担当の1番印象に残る部分です。
このパートに関しては採用企業に対する自分の熱意・感情・想いを伝えましょう。
どんなに理屈を並べても、最終的には感情で動くのが人間です。
採用担当の扁桃体を揺さぶらない限りどれだけUSPが提示された職務経歴書を書いても採用されません。
4:職務経歴書の確認・ダウンロード
入力が完了したらプレビューの確認やWordファイルのダウンロードができます。
ダウンロードファイルはWord形式なので体裁を整えたり情報の加筆修正が簡単に実施できます。
フォーム内に『リクルートエージェント』のロゴなどの情報は含まれていないため他の転職エージェントへの提出にも利用できます。
もしWordをインストールしたPCを持っていないならパソコンのレンタルがおすすめです。格安でパソコンをレンタルできるため、転職活動中に期間限定でWordを使用することができます。
利用に際する注意点
リクルートエージェントの職務経歴書を使う上で大切な注意事項が1つあります。
それはリクルートエージェントのIDを持っていないとせっかく作成した職務経歴書がエディター上に保存されず次回の作成時にまた初めから作り直さなければならなくなります。
登録しても料金が発生することはないため職務経歴書エディターを利用するなら必ずリクルートエージェントに登録してIDを作成しておいてください。
WEBツールを使った企業に評価される職務経歴書の作り方のまとめ
本記事の内容をまとめます。
- 企業受けする職務経歴書に盛り込むべきたった1つの要素はUSP(Unique Selling Proposition)
- USPとは他のライバルにはない自分だけが持つ特徴のこと
- USPを考える手順は対象企業を特定⇨ベネフィットの明確化⇨独自性をアピール
- USPは転職エージェントなどの第3者に確認してもらうことでより洗練される
- 職務経歴書の作成はリクルートエージェントのエディターが優秀
- 初めて職務経歴書を作成する方でもガイドに沿って簡単作成
- 業界・職種別に用意されたテンプレ入力で美しい文章が短時間で作れる
- 完成した書類はWordファイルでダウンロードできるため他転職エージェントにも転用可能
職務経歴書でUSPが訴求できれば書類選考でライバルに圧倒的な差をつけれて転職成功に確実に近づきます。
ライバルには真似できない独自の提供価値は何なのか?
企業の立場に立って企業があなたを採用するメリットをよく考えてみてください。
※職務経歴書エディターの画像はRECRUIT AGENT HPより引用しています。